オーストラリア在住のジェームズ・ハリソンさん。
こちらの78歳になる男性、実は“黄金の腕”を持つ男として知られています。
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出典:CNN.com

なぜ黄金の腕を持つ男と呼ばれるようになったのか?
それは60年の間、ほぼ毎週のように献血で血漿を提供し、この血漿で製造されたワクチンにより、200万人以上の赤ちゃんの命を救ってきたからだ。

1967年頃までのオーストラリアでは、毎年数千人の赤ちゃんが亡くなっていたそうです。妊婦の流産率は高く、脳に損傷を負った状態で産まれる赤ちゃんも珍しくなかったという。医師たちは原因が分からず頭を抱えていましたが、研究の結果「Rh式血液型不適合」が原因であることがわかりました。

Rh式血液型不適合は、妊婦がRhであるのに対し、胎児がRh+だった場合に起こる。妊婦の体内では抗体が作られ、胎児の赤血球を攻撃、新生児溶血性疾患を引き起こす。赤ちゃんを救うためには、抗体から血清をつくる必要があったが、ハリソンさんはこの抗体を大量に持っていたという。

引用:TomoNews

特殊な抗体がある血液を持つジェームズさんは、医師たちと共同で「抗D」と呼ばれる注射の開発に取り組んだそうです。

出典:YouTube

人命救助という大きな徳を積んだジェームズさん。
お爺ちゃんと呼ばれる年齢の彼には、まだまだ長生きして欲しいものですね。

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